TOP > 第16回 CSデザイン賞 学生部門 受賞作品
携帯電話の普及から、数が激減した電話ボックス。 しかしながら、公衆電話は戸外における最低限の通信手段確保の観点から、一定台数の設置が義務づけられており、探せば、全国の町のあちこちに、多くの電話ボックスが設置されていることに気づかされます。また、災害時に一般の電話から通話できないときでも、グリーン、グレーの公衆電話からはかかりやすくなっており、災害対策の観点からも重視されています。電話ボックスが必要不可欠なものでありながら、もし今、その存在が軽視されがちならば、都市のインフラとしての役割やデザイン性を見直してみることに、大きな社会的意義と可能性があるのではないでしょうか。